漫画のセリフをご紹介いたします
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橋山
「 最近作業所にいるアキホさんにあまり元気がないように見えるって話を聞いたんですけど、何かありましたか? 今日もあまり顔色が良くないっていうか…… 」
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アキホ
「 作業所も家もいつもと変わらないです。あ……強いて言えばご飯かなあ…… 」
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橋山
「 ご飯? 食事のこと? 」
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アキホ
「 そうです。お母さんの体の具合が良くなくて…… 」
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橋山
「 そうなんですか? 」
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ヨシエ
「 いや、大げさに騒ぐほどのことじゃないですよ。ただ、身体を動かすのが大変になって来てしまって特に料理を作るのに時間がかかるので、最近はコンビニのお弁当やスーパーのお惣菜に頼りっきりで……ダメだとは思ってるんですけどねえ 」
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アキホ
「 買い物に行くと、ついお菓子とかジュースも買ってしまうんです。あ、だから最近少し太っちゃったのかなあ…… 」
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ヨシエ
「 言われてみれば、ちょっとふくよかになった気がするねえ? 」
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アキホ
「 え~、気づきたくなかったあ~ 」
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橋山
「 あははっ! アキホさんが深刻に何かを悩んでるわけじゃなくて安心しましたよ。ですがお母さんのご年齢のことを考えると、この先もっと色々なことで大変になってくるかもしれませんね……食事は体づくりの基本ですから…… 」
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ヨシエ
「 分かってはいるんですが…… 」
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橋山
「 実は今、美味しい食事で健康をサポートしてくれるグループホームがあるの、ご存じですか? 」
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ヨシエ
「 いえ…… 」
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アキホ
「 作業所にもグループホームから通ってる人はいるけど…… 」
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橋山
「 YourPartner株式会社のグループホームは健康的な温かい手料理が食べられることはもちろん、入居者ご本人が出来ることには積極的にチャレンジできる環境が整っているんです。今のアキホさんのように健康的な生活を続けるのが難しい人にピッタリなんですよ 」
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アキホ
「 へえ~! いいなあ~! 」
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ヨシエ
「 確かに今のアキホにはぴったりかもしれないけど…… 」
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橋山
「 お母さんが不安に思われるのもよく分かりますよ。ですがアキホさんの自立のチャンスにもなりますし、アキホさんに気持ちがあるのなら一度一緒に見学に行くのもいいと思うんです 」
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アキホ
「 ねえお母さん! 私見に行きたい! 」
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ヨシエ
「 そうねえ……見てみないことには私も分からないから……行きましょうか! 」
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田中さん
「 お待ちしておりました。YourPartner株式会社代表の田中と申します。本条アキホさん、本日はよろしくお願いしますね 」
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アキホ
「 はい! お願いします! 」
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田中さん
「 ではさっそく行きましょうか! 」
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アキホ
「 わあ~、綺麗~! 」
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ヨシエ
「 本当ねえ~! こんなに綺麗な場所なら、お母さんも住みたいわあ 」
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田中さん
「 そう言って頂けると嬉しいです 」
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田中さん
「 まず、ここがリビングです。ここでは作った食事をみんなで食べたり、仲良くおしゃべりを楽しんだり出来ます。TVもあるのでまったりリラックスした時間を過ごせると思います 」
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ユリ
「 田中さん! 見学ですか~? 」
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田中さん
「 そうだよ 」
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キョウコ
「 ゆっくりして行ってくださいね 」
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アキホ
「 ……はい! 」
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田中さん
「 こちらがお部屋です! どうぞ~! 」
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アキホ
「 おお~! 思ってたより普通の部屋なんですね~! 私の部屋の雰囲気があって落ち着きます! 」
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田中さん
「 気に入って頂けたならよかったです! このグループホームについてもう少し詳しくお話しさせて頂いてもよろしいですか? 」
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ヨシエ
「 はい、是非お願いします 」
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田中さん
「 YourPartner株式会社は『あなたのパートナー』として障がいを持った方が個性を活かし、安心して過ごせる場所を提供したいという思いで私が立ち上げました。弊社のロゴには、そういった「温かい家でスタッフが利用者を支え寄り添う」という思いが込められています 」
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田中さん
「 実は、私は前職で健康的な食事の考案や運動の指導をしていました。その中で『健康が心を変える』瞬間をこの目でたくさん見て、心が変わると人生は輝いていくんだということを改めて感じました。すべての方の個性に歩幅を合わせ、ともに健康的な生活、そしてその先にある輝いた人生を手にしてほしい……だからこそこのグループホームでは一人一人の健康状態に合わせた手作りの料理を提供することを大切に考えています 」
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ヨシエ
「 なるほど……そういうことだったのですね。一人一人に合わせた食事、運動、生活指導をしてくれるというのを聞いて、とても安心しました 」
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アキホ
「 料理って、私も一緒に作れるんですか? 」
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田中さん
「 もちろんです! 」
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田中さん
「 2泊3日の体験入居が無料で出来るんですがいかがでしょう? その時に一緒に料理も出来ますし! 」
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アキホ
「 え! すごい! お母さん、私体験入居したい! お料理覚えれば、お母さんに作ってあげられるようになるかもしれないし! 」
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ヨシエ
「 あっはっは! それは確かに楽しみだねえ~。無料なら体験してみるかい? 」
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アキホ
「 うん! やった~! 」
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田中さん
「 今日から体験入居してくれることになった本条アキホさんです 」
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アキホ
「 よろしくお願いします! 」
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ユリ
「 ユリです~ 」
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キョウコ
「 キョウコです。よろしくお願いします 」
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田中さん
「 ユリさんはカレー、キョウコさんは煮物が好きなんだよね 」
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ユリ
「 うんうん! 」
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キョウコ
「 アキホさんは、何が好き? 」
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アキホ
「 えっとねえ、ハンバーグかなあ~ 」
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田中さん
「 ハンバーグか…… 」
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田中さん
「 よし! それじゃあ今日のアキホちゃんのご飯はハンバーグにしよう! 一緒に作ってみる? 」
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アキホ
「 はい! うわあ、楽しみだなあ~! 」
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アキホ
「 うわあ、ハンバーグってこうやって作るんだ! 」
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田中さん
「 そうだよ。よし、それじゃあ焼いてみよっか 」
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アキホ
「 うん! 」
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アキホ
「 出来た~! 美味しそう! 」
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田中さん
「 すごくいい感じに出来たね~! それじゃあ食べよっか! 」
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アキホ・田中さん
「 いただきまーす! 」
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アキホ
「 美味しい~! 出来立ての料理ってすごく美味しいんですね! 」
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田中さん
「 副菜にもこだわっているから、全部美味しく食べられると思うよ! 」
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アキホ
「 はい、全部美味しいです~! 」
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橋山
「 アキホさん、体験入居はどうでしたか? 」
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アキホ
「 最高でした! お料理はおいしいしみんなもすごくいい人だし、楽しく過ごせそうだし……私、ここに入居したい! 」
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橋山
「 お母さんはどうですか? 」
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ヨシエ
「 室内も綺麗だし、サポートも万全で、何より美味しい手料理を食べさせてあげられるなら私も入居に賛成です 」
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アキホ
「 やったあ~! お母さん、ありがとう! 」
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ユリ
「 今日のカレーすっごく美味しい~! こんなにレパートリーあるなんて本当にすごい! 」
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キョウコ
「 この煮物もよくしみてます 」
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アキホ
「 和食も美味しい~! 」
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田中さん
「 あはは! みんなの美味しそうな顔見てると僕も嬉しくなるなあ~! 」
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アキホ
「 あ、そうだ! ここでの生活が始まってから少しずつ体重も減ってきたんです! 」
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ユリ
「 確かに最初に来た時よりも痩せたし、顔色もよくなった気がする! 」
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キョウコ
「 身体が軽いと心も軽くなります。アキホさん、最近すごく機嫌がいいです 」
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アキホ
「 入居してから毎日が楽しいんだもん! 」
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田中さん
「 これからももっともっとアキホさんの人生が楽しくなるように、僕たちも一生懸命サポートするよ! 」
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アキホ
「 はい! 」